ただし、投資をする人と投資をしない人では、将来の資産額に圧倒的な格差が生じますけどね。
20年後くらいに、「投資をしてこなかった人達」が格差に対する愚痴を言いまくるような社会にはならないでほしいと思いますが…
今回は、投資によって「なぜ格差が生じるのか」について、個人的な見解を書いてみました。
複利の力
例えば、毎月2万円づつ、30年間積み立てを行うとしましょう。
毎月2万円を「貯金」した場合、預金にはほぼ利息が付かないので、30年後の積立額は元本の720万円となるでしょう。
一方、年利4パーセントが見込めるインデックス投資(オルカンなど)に毎月2万円を突っ込んだ場合、複利の力によって、30年後の積立額は1300万円オーバーとなります。
投資により、最終的な資産額に600万円以上の差がつくことになります。とんでもない差ですよね(以下の図は、金融庁の資産運用シミュレーション結果。)。
しかも、新NISA制度を活用すれば、この運用益の668万に対して税金が一切かかりません(活用しない場合、20パー(130万くらい)が税金でもっていかれます)。納税大好き人間以外は、絶対に活用すべきですね^^
![](https://kusotarou666-456.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット-2024-02-04-182513.png)
リスクなくしてリターンなし
投資には資産が減少するというリスクがつきものです。
上の図では右肩上がりに資産が増えていますが、実際にこんな増え方は(多分)しません。
資産が増える年もあれば、資産が前年よりも減る年もあり、増減を繰り返しながら、長い年月をかけて徐々に右肩上がりになっていくものと想定されます。
一方、貯金のみの資産形成であれば、資産が減るリスクはないでしょう(1000万円まではほぼノーリスクです。)でも、だからこそ、リターンもほぼありません。
何事においてもそうですが、リスクを受け入れるからこそリターンが得られるのであり、リスクを取らない貯金による資産形成は、リスクを受け入れた投資による資産形成と比較して差がつくのは当然と言えるでしょう。
「自分だけ」が貧乏にならないために投資をしましょう^^;
このように、投資にはリスクがありますが、その分大きなリターンを得ることができます。
上記の例は毎月2万円の積み立てで計算していますが、積立金額が大きくなれば、更に差は拡大しますしね^^;。
極端な話、周りの人がみんな投資をしているのに、自分だけが投資をしていない状況となれば、相対的に自分だけが貧乏になる確率があがります。みんなが「貧乏」ならまだしも、自分だけが「貧乏」という状況は精神的にかなりつらいですよ。
新NISA制度により、今後は投資がより一般的なものとなるでしょうから、流れに取り残されて
「自分だけが貧乏」
とならないためにも、優良な投資信託にコツコツ投資しておきましょう。